【アドラー心理学】自分の意見を押し付けるな
簡単に
「自分の意見は自分の中で完結するべきであって、他人に押し付けてはならない」です。
詳しく
もっと正確にいうと、意見というのは「自分が正しいと思うこと」です。
自分がそれが正しいと思うなら、それで良いのです。自分さえそう思っていればそれで良いのです。
しかし、その意見を相手に「認めさせようとする」ことはやってはいけません。
ましてや、それを理由に相手を「非難する」ことはあってはいけません。
なぜならば、本来は「主張の正しさ」に目を向けていたはずが、アドラー心理学でいうところの「権力争い」になってしまうからです。
「権力」というのは「正しい方が立場が上」である、勝者であるという考えから生まれます。そのため、「私が正しい」と思った時点でこの問題があり得るわけです。
この例は極端ですが、相手の意見を屈服させるような話ぶりはいけません。
この話の裏を返せば、「自分の過ちを認めたら負け」という考えに行きついてしまいます。そんなはずはないです。しかし、「主張の正しさ」の争点を逸脱して、「正しい方が勝ちという権力争い」に足を踏み入れてしまうと正しい選択を見失ってしまいます。
まとめ
ということで、「自分の意見は押し付けてはいけない」というテーマでした。