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【アドラー心理学】愛のタスクとは

簡単に

「仕事のタスク」、「交友のタスク」に続く、恋愛関係と親子関係に分かれるタスクのこと。

詳しく

ここでは特に恋愛関係について見ていきます。

最も難しいタスク

タスクとは、アドラー が対人関係を3つの種類に分けたものです。

その中で最も難しいのが「愛のタスク」です。

 

 「友人関係」から「恋愛関係」に発展した時、今までは許せていたことが許せなくなることがあります。それほど近い距離にあるし、深い関係だからです。

 他の異性と遊びに行くことも許せないこともあれば、話しているだけでも許せなくなってしまうことさえあります。

束縛を否定する

 しかし、アドラー心理学では、束縛を認めませんアドラー が言うには、相手が幸せそうにしていたらその幸せを認め、一緒に喜ぶような存在であるからです。互いを束縛し合うような関係は長続きしないということです。

 

 これを聞くと、不貞を肯定しているようにも聞こえます。浮気をしていたらそれを祝福するというのはおかしな話ですよね。

自由に振る舞える

 そこで、「この人といると自由に振る舞えると感じた時、それが理想なパートナーである」という考え方をします。相手にマウントをとったり、劣等コンプレックスを抱いたりすることなく、自然な自分でいられるような人がパートナーとしてふさわしいわけです。

 

 一方で、束縛は相手を縛る行為ですが、その原動力は「不信」からくるものです。不振から生まれる関係性に居心地の良さはないし、長続きせずやがて切れてしまいます。

まとめ

 ということで、「愛のタスク」とは恋愛関係と親子関係に大別でき、恋愛関係は束縛の必要がない、あるがままでいられる関係性が理想ということでした!そんな相手を見つけられることができれば幸せですね。

 

 

 

 

 

 

 ところで、私は大切な人を傷つけてしまいました。その人は僕の想像していたよりも何倍も辛い思いをしていました。親子関係と違い、恋愛関係では、その関係を断ち切る選択ができます。

 しかし、私はそれを選びませんでした。信頼が地にまで落ちた中でも関係の存続を望みました。約束として、相手が傷つくような行動は絶対に起こさないことを誓いました。

 不信感、約束(束縛)と、一見この記事における理想像として対極のようにも見えます。すなわち、不幸せな方向に進むタイプの環境です。また関係を修復しようとしてもいい結果にはならないのではないかとも見えます。

 私は将来のことを考えました。将来にわたって関係を続ける上で私はこれ以上居心地の良いパートナーはいないと思いました。だから、相手が応えてくれるならば、関係を取り戻したいと考えました。簡単なことではないし、無理かもしれません。散々傷つけている私がもう一度と言ったところで担保はどこにもないし、また裏切られる危険の方が高いからです。それでも、もう一度信じてくれると言ってくれました。本当にありがたいです。幸せ者だと思いました。もう、同じ過ちは繰り返さないと決めました。

 正直、「不信感のある関係は長続きしない」という言葉は耳が痛かったです。自分がその不信感を相手に与えてしまったからです。ほとんど取り返しのつかない失敗です。相手の寛容さだけでつながった縁だと思います。寛容と言っていいのかすらもわかりません。だから、もう過ちは繰り返したくありません。そんな思いでアドラー心理学について自分の環境に照らし合わせながら綴っていきたいと思います。

 

 ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました