IT大生、洋楽和訳とプログラミング

これからのIT時代を生き抜くブログ。

マンガでよくわかる 怒らない技術

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マンガでよくわかる怒らない技術 | 嶋津良智 | コミュニケーション | Kindleストア | Amazon

本書の主人公、
オーモリ食品入社4年目の坂上千夏。、
スイーツに並々ならぬ情熱を傾ける元気印。

所属する営業部でも持ち前のガッツが評価され、
新作スイーツ発表会イベントのリーダーに抜擢される。

思わぬチャンスにやる気がみなぎる千夏だが、
配属されたチームメンバーはまったくその気がない様子。

思うように動いてくれないメンバーを前に、
プロジェクトを成功させようと躍起になって取り組むが、
進捗の遅れを上司に叱責され、
千夏はすっかり落ち込んでしまう……。

理解を示してくれないチームメンバーや上司に
イライラが募る千夏の前に、人事部の多喜が現れる。

千夏は多喜に、

「相手を変えようとするのではなく、
まず自分が怒ることをやめた方がいい」

と諭されるが、追い詰められた千夏は

「私が悪いのではない!彼らが私を怒らせている!」

と、多喜に心の叫びをぶつけてしまい……。

 

この本では怒らないことでどのように人生がうまく進むか、そのための心構えを紹介しています。漫画シーンと文書シーンがあり、楽しく読み進めることができながらも「怒らない技術」を詳説してくれるのでバランスが良かったです。

 

特に自分の考えと一致したのが、「成功はしなくても必ず成長はする」というお話し。受験勉強で強く感じたのがコレで、確かに受験を成功するのって難しい。でも、その過程によってついた忍耐力とか自信とかは直向きにやってれば必ず生まれるものと信じています。

 

この話は怒ることと関係ないですが笑

ですのでもう一つ話しておくと、「第一感情を見つける」こと。帰りの遅い娘を叱るのは、心配だったから。そこで「遅くまでなんで帰ってこなかった」と怒らず、「無事でよかった、心配したよ」と言えば正しく感情が伝わり、どちらも円満になるというものでした。この考え方はこれから大切にしたいです。

 

怒るか怒らないかを決めているのは周りの事実ではなく、自分自身ということや、人は変えることはできないし、変えようとするのは傲慢だという話は「嫌われる勇気」に通ずるものがあると感じました。